トリノ市

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トリノ市はイタリア北西部、フランスとスイスの国境をもつピエモンテ州の州都であり、イタリア統一時はイタリアの首都にもなった由緒ある都市です。 起源はローマ帝国時代にさかのぼり、そのため他のイタリア中世都市と異なり、通りが碁盤の目のように規則正しくなっているため、街中の移動は簡単です。

ミラノから鉄道でトリノに入ると、まずポルタスーザ駅に止まりますが、終点ではありません。 終着駅はポルタヌォーバ駅になります。 高速道路A4でミラノからトリノに入るとジュリオ・チェーザレ通りに入ってきます。 そのまま直進すれば市街地の北側に着きます。

トリノ市の中心はポルタヌォーバ駅からカステロ広場まで通じるメインストリートのローマ通り中ほどに位置するサンカルロ広場です。 サンカルロ広場、ローマ通りには高級店が並び、日曜日にはトリノ市民のウインドショッピングでにぎわっています。 一般市民には敷居の高いローマ通りより、庶民的なガリバルディ通りに人気があります。 ガリバルディ通りはカステロ広場からスタトゥート広場まで伸びる歩行者専用路で、そのためか家族連れでにぎわっています。

ポルタヌォーバ駅から右手に進むと、ポー川にたどり着きます。 ポー川の川岸にはバレンティノ公園があり、トリノ市民の憩いの場となっています。 公園内には中世のお城、バレンティノ城が再現され、城内には観光土産屋が建ち並び、トリノの観光客であふれています。 春から秋まで、バレンティノ城前から水上バスが運行され、ポー川からトリノ市を見物できます。

トリノ市街の北、ジュリオ・チェーザレ通りの交差点に”トリノの胃袋”、ポルタ・パラッツォ(Piazza della Repbblica)があります。 月〜金の午前中と土曜日終日は、巨大な青空市場がたち、買出しのトリノ市民でごった返しています。 食料品から衣類まで何でもそろっています。 最近は郊外の巨大スーパーマーケットに押されていますが、トリノに来たら一見の価値はあります。 但し盗難に注意して下さい。


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